古くから親しまれているヨーロッパブドウであるマスカット・オットネルから作られた甘口スパークリングワイン。

光り輝くようなこのスパークリングワインは弾けるような力強い炭酸が爽やかで、白カラント、レモン、ユリの香りにフルーティでシルクのような舌触りの良い甘みが調和していてとても飲みやすいです。

結婚式や誕生日などのパーティを華やかに彩ります。

新鮮なフルーツ、カシューナッツ、ミルクチョコレートなど自然な甘さのデザートから濃厚な甘みのデザートまで幅広くマッチします。

マスカット・オットネルについて

マスカット・オットネルは様々な種類のあるマスカットの中でも比較的若い種類で、1852年にフランスのブリーダーがシャスラとマスカット・イングラムを交配して作り上げました。

このブドウは軽くて辛口のテーブルワインからより豊かな飲み口の甘口ワインまで広い範囲のワインを作ることができるのです。

この品種は数あるマスカットの中でも色合いやフレーバーなどが比較的淡いと言われていますが、香りを引き立たせたワインに仕上げることも可能、しかし酸味は弱くなります。

オットネルを熟しすぎた状態で収穫することは難しく、熟す期間を間違えると軽く味わいが不均等なワインに仕上がってしまいます、さらにそれをバランスよく仕上げようとすると香りを犠牲にしなければならないというワイナリーにとっては比較的難しい品種なのです。

しかし、オットネルは地中海性気候で成長する傾向のあるマスカット品種の中でも寒さに強く、オーストリア、スイス、ルーマニアなどの北東ヨーロッパ、そしてフランスのアルザス地方で多く生産されています。

オットネルからなるワインは辛口ワインだとホタテなどの魚貝類、甘口ワインだとキャラメルをつかったデザートやレモンとハチミツのケーキなど色味がワインと似通ったものと相性がいいです。